思わぬ高値が付くことも

オークションの起源は紀元前500年ごろというのが有力で、当時は妻とする女性を得るためのものでした。その後、戦争の戦利品や奴隷までもがオークションの対象となりました。16世紀にイギリスで開かれたオークションが、現在のオークションとほぼ同じスタイルのものです。現代のオークションは、所有者がいない物や本人がオークションに出品した物を競売にかけて希望者が入札を行い、最も高い値段を付けた入札者が購入の権利を得ることができるというものです。

現代のオークションは、会場を使用するオークションからインターネットで行うオークションへと変わってきています。そのため、出品も落札も以前より手軽にできるようになってきました。

このインターネットで行うオークションに、自宅にある骨董品を出品することもできます。オークションでは他の落札者に負けたくないという心理も働くため、時には専門店に買い取りを依頼する場合よりも高い値段が付くこともあります。