墨に骨董的な価値はある?
墨には美術品や骨董品としての価値がある
墨は中国で作られ始めたと言われており、その歴史は日本よりも長く古代中国殷の時代までさかのぼることができると言われています。しかし、この殷の時代にどのような製法で墨が作られていたのかといった詳しいことはまだ分かっていません。
ですが、殷の時代に多くの製墨家が多く台頭し始め、時代とともに墨が普及していき、文人の趣味の品物として観賞用の墨も作られるようになりました。このような墨の中に、現代において骨董品や美術品として高く評価されるものもあり、骨董市場で高値で取引されています。
墨が中国から日本へ渡来したのは奈良時代であると言われており、それと同時に紙も伝わってきたと推測されています。このように中国から墨が日本に渡来してきたことにより、日本の掛軸や書道などの文化に大きな影響を与えました。
墨の中でも高価で取引されるものは、古い墨(古墨)、中国製の唐墨、墨匠や有名メーカーが作った墨などですが、一番骨董品として価値が高いのは唐墨の古墨です。
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