硯は骨董品として取引することができる
時には驚くような高値が付くことも
硯とは、墨を水ですりおろして使う瓦や石で作られた文房具のことです。中国では紙や筆、墨とともに文房四宝のひとつとされており、非常に重要なものとされています。
硯を収納しておくは事のことを硯箱といいますが、この硯箱にも古来より優れた工芸品が多くあり、硯とともに骨董市場において高値で取引されることも珍しくありません。
現代の硯の多くは、石などを研磨して作られた平たい形をしたものが多く使われていますが、墨をすりやすくするために表面に細かな凹凸が付いています。硯の歴史ははっきりとしていませんが、紀元前5000年から6000年前に中国で発見された風字形石硯が最古の硯とされています。
現代の硯は四角いものが多いのですが、一時代前は陶磁器で作られたものや乳鉢を使うこともありました。
高額で取引される硯の特徴には、歴史的価値や骨董的価値があるということが挙げられます。古硯のように年月を経た硯には希少性があるため、高い値段が付くこともあります。
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